◆TFT事例 <運転中にパニック発作> パニック障害 

<運転中にパニック発作> パニック障害

一見元気なスポーツマンタイプのAさん(男性、31歳)は、ビルの設備メンテナンス(点検、修理)の仕事をしています。

2年前のある日、いつものように車で点検先に向かってる途中、急に息苦しくなりとても運転できない状態が発生、とにかく車を止め、やっとの思いで会社に連絡、応援を求めました。
病院の検査では心臓や脳には異常ないが「パニック発作」との診断、その後薬を飲み続けながら、ようやく元の仕事をできるようになってきました。

しかし、運転中に「また発作がおこったらどうしよう」を不安になることが多く、特に渋滞にまきこまれたり、長いトンネルの中では怖くて一刻もはやく車を降りたいという状態になってしまう、とのことで相談に来られました。

そこでAさんに、トンネルで渋滞している場面をイメージしてもらうと、また発作がおこるかもという不安と胸の苦しさを感じるとのこと。
この状態でTFTのタッピング(不安とトラウマの標準手順)を実施、途中から不安と苦しさはかなり楽、最後にはほとんど感じない、このまま運転できそうとリラックスした表情に変わりました。

その後、不安を感じることはかなり減り、不安になりそうな時にはタッピングしながら、仕事を続けられているようです。

◆この事例は、個人情報保護の観点から、複数の事例を組み合わせたり、年令、性別、職業などを変えたりして、実際のケースとは異なるものです。