<気づきのヒント10> 「いつも人の意見に左右されてしまう」 

「人の気持ちや評価に左右されやすい」「人の意見を優先してしまう」
だと、結局、自分はどうしたいの分からなくなってしまうこともよくあります。

職場の上司や同僚から、或いは友人や先生からどう思われているか
ばかり気になっていませんか。

人の意見を聞いたり、気持ちを大切にするのことはとても大事なことです。
が、自分の考えや行動の最終判断は、自分の視点ですることです。

人の意見や評価をばかりを優先させると、自分で考えているように思えても、
実は周りの人の視点(目)で見ていることになります。

自分の中にある目が、自分の中から抜け出して周りの人の中に入り
そこから自分を見ています。
周りの人は一人ではありません。たくさんの異なった視点(目)で見ています。
これでは、自分が何者か、どうしたいのかという考えは混乱するばかりです。

自分の中から抜け出した目を、もう一度自分の中にしっかりと引き戻すことが必要です。

「○○さんが~~と思うから***しよう」は、主語は「○○さん」になっています。
考える中心は自分、「自分」を主語にして考えてみましょう。

自分は周りからどう思われてるかなど気にしていないと、日頃思っている人も
無意識に気にしていることもあります。
時にはもう一度見直してみましょう。