book「世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ」

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ  くさばよしみ編 汐文社 2014年

「目の前にあるのは、地球環境の危機ではなく、わたしたちの生き方の危機です」

南米ウルグアイのムヒカ前大統領が、2012年悪化した地球環境の未来についての国際会議でおこなった演説。
小国の話に関心を示さなかった会場のひとたちは、スピーチが終わると大きな拍手を送りました。

以下、本文から一部を抜粋
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「70億の全人類が、いままで贅沢の限りをつくしてきた西洋社会と同じように、ものを買ったりむだづかいしたりできると思いますか。そんな原料が、いまのこの世界にあるとおもいますか。」

「もしインドの人たちが、ドイツの家庭と同じ割合で車をもったらこの地球になにが起きるでしょう。私たちが息をするための空気がどれだけのこるでしょうか」

わたしたちは、ものをたくさん作って売ってお金をもうけ、もうけたお金でほしいものを買い、さらにもっとたくさんほしくなってもっとてに入れようとする、そんな社会を生み出しました。

古代エピクロスやセネカの言葉—-
「貧乏とは、少ししか持ってないことではなく、かぎりなく多くを必要とし、もっともっととほしがることである」
このことばは、人間にとって何が大切かを教えています。

「目の前にあるのは、地球環境の危機ではなく、わたしたちの生き方の危機です」

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この本には忘れてはならないメッセージがつまっています。