book「うごいてやすむ—幸福になる気功」 天野泰司著 (春秋社)

「うごいてやすむ—幸福になる気功」

シンプルな気功を地道に伝えようと京都でNPO活動している著者。

本書は「動いたら休み、休んだらまた動く。動いてるときは楽しく動き、
また休むことをよく楽しむ」この当たり前のことが秘中の秘、という。

その中の「気を使ったら心を休める」から一つだけ紹介
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不安や心配というのは、頭が余分に働き過ぎているのです。
頭を休め、首の緊張を抜きます。
おすすめは大あくび。ぽかーんと、あごをゆるめ、口を大きく開きます。
そして目の温湿布や「てあて」。
さらに、ゆっくり丁寧に首まわしをして頭を休めてあげましょう。
アキレス腱を温めることも、とてもよいゆるめ方です。

そうして神経系統を整えることで、未来を見通す明るい空想が増え、
理性的で的確な判断ができるようになります。
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他にも「内臓をつかったら内臓を休める」「目をつかったら目を休める」
などとてもシンプルでやさしい気持ちになれるものが紹介されています。

日頃のからだとこころのケアに役立ちそうです